犬の眼科診療｜結膜炎・角膜炎・白内障など

当院では、犬の眼科診療において、角膜炎や結膜炎、ドライアイ（乾性角結膜炎）、緑内障、白内障など、幅広い目の病気に対応しています。目は犬にとって重要な感覚器であり、異常が進行すると視力低下や失明の原因になるため、早期発見・早期治療が大切です。

犬の眼の病気は、外傷や異物、細菌・ウイルス感染、免疫異常、加齢など原因が多岐にわたります。症状としては、目やにの増加、まぶしがる、目をこする、白く濁る、充血するなどが見られます。これらの変化は、軽度でも重大な病気のサインであることがあります。

当院では、細隙灯顕微鏡や眼圧計、フルオレセイン染色、涙液量測定などを用い、原因を特定します。治療は点眼薬や内服薬のほか、必要に応じて外科的処置も行います。

特に緑内障は急速に進行することが多く、放置すると短期間で失明する危険があります。白内障は加齢に伴って進行しますが、早期に発見すれば進行を遅らせることも可能です。

飼い主様には、ご自宅での目のケア方法や症状のチェックポイントもお伝えし、再発防止や早期対応をサポートしています。目の異常に気づいたら、できるだけ早くご相談ください。