猫の慢性鼻炎の診断と治療

猫の慢性鼻炎は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが長期間続く病気で、多くは過去の猫風邪(ヘルペスウイルスやカリシウイルス感染)の後遺症や、細菌の二次感染が関与しています。慢性的な炎症により鼻粘膜が傷つき、完全な治癒が難しくなる場合もあります。

当院では、症状の経過や生活環境を詳しく問診した上で、鼻腔レントゲンや高精度CT検査を行い、鼻腔内の構造的異常や腫瘍、異物などを確認します。必要に応じて細径内視鏡で鼻腔内部を観察し、病理検査・細菌培養検査を実施します。

治療は、症状緩和を目的とした内科療法(抗菌薬、抗炎症薬、点鼻薬、吸入療法)を中心に行います。重度の鼻づまりや膿性鼻汁がある場合には、麻酔下で鼻腔洗浄を行い、通気性を改善します。

慢性鼻炎は完全に治らない場合もありますが、適切な管理により猫の生活の質(QOL)を大きく向上させることが可能です。長引くくしゃみや鼻水でお困りの際は、早めにご相談ください。

お問い合わせ

【注意】売込みやPR、商品やサービスの紹介の連絡は禁止しています。<ザ・ビジネスモール事務局>

電話でのお問い合わせ:
電話番号を表示する
   電話する

商品サービス情報一覧

企業情報

企業名
しらい動物病院事業所概要詳細
所在地

千葉県佐倉市

Copyright© 2025 しらい動物病院 All Rights Reserved. © 2025 しらい動物病院

【注意】売込みや自社PR、
商品やサービスの紹介など
営業目的の連絡は禁止しています。
営業目的ではありません
キャンセル