博多魚醤 えそ醤(はかたぎょしょう えそびしお)

えそ醤は本業のかまぼこ製造時に廃棄していた部位を有効利用したもの。付加価値の高い商品にして新市場開拓を目指す。魚醤はフレンチなど海外でも人気となっており、主力のかまぼこと合わせて欧米やアジア市場向け輸出を強化しています。
商品化にあたっては、2012―13年に福岡県リサイクル総合研究事業化センターの支援を受けて「えそ魚醤研究会」を発足。福岡県水産海洋技術センターが成分分析し、水産大学校の原田和樹教授のアドバイスを受けて製造。九州大学大学院システム情報科学研究院の都甲潔主幹教授が、うま味の強さを数値解析して客観的評価を加えた。
えそ魚醤は一般的な醤油と比べてうまみ成分が多いことがわかりました。さらに、魚醤は醤油に比べて、口に入れてすぐ感じるうまみが強いことがわかりました。
原料の魚を余すことなく、今まで廃棄していた部位(あら)を再利用して魚醤へ製品化しています。
その取り組みを評価していただき、2019年10月「循環社会形成推進功労者環境大臣表彰」を拝受いたしました。
廃棄物の発生量の抑制(リデュース)、再利用(リユース)、再生利用(リサイクル)の適切な推進に顕著な功績があった個人、企業、団体を表彰し、その功績をたたえて、循環型社会の形成の推進に資することを目的として、平成18年度に環境省によって設けられた表彰です。
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企業情報
- 企業名
- 株式会社博水(事業所概要詳細)
- 所在地
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福岡県福岡市南区