ニューズレター2008年12月号(発行:大阪商工会議所)に掲載されました!!

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○繊維技術の追求でオンリーワン・オリジナル製品の創造実現!

圓井繊維機械株式会社はニットセーターの製造に欠かせないリンキングミシン(ニットの袖、襟といったパーツをつなぎ合わせるミシン)の専門メーカーとしてニッチトップの地位を確立した。それだけでなく、アパレル業界の国外進出に伴う国内市場の縮小化を機に、繊維強化複合材料の研究を進めている大学との連携を図り、新分野への進出を果たしている。現在は金属繊維編物の用途開発に取り組んでおり、医療器具への応用例として、2006年度「地域新生コンソーシアム研究開発事業」に採択された。
きっかけは従来国内に8社あったリンキングミシンのメーカーが同社だけとなってしまった時期(98年)に、同社を頼って、ステンレスの細い糸をチューブ状に編んで、ひもにしてほしいという奇妙な注文が舞い込んできたことからである。依頼主はさまざまな素材、色、織り方、加工などによって新しい布地を作り出す著名なテキスタイル・プランナー(新井淳一氏)であった。様々な試行錯誤の後、ついに編機が完成した。編み上げたステンレスのひもは(同氏の)アート作品の素材となり、米国美術館にも展示された。
糸の材質や太さ、編むものの形状によって編機の仕様は異なる。受注をこなすたびに、ノウハウが蓄積されていった。長年培ってきた繊維機械製造技術を活かして、ミシンや編機を改良し、LANケーブル用の電磁波シールドメッシュ(金属糸をチューブ状に編んだもので、パソコンのLANケーブルにかぶせて電子ノイズを防ぐ)や自動車の排気管周辺に使用されるヒートマウント用の金属繊維編物も製造した。
金属繊維用特殊編機を自社で開発しているため、あらゆる顧客ニーズに繊細に対応できることが同社の強みである。今では年商の半分を産業用原材料が占めるようになっている。
繊維機械製造の特殊加工と組立技術。縫製と編立てに関する技術とノウハウ。医工・産学連携と幅広い異業種とのネットワークを活用して、「編・織・組・縫」等の繊維産業技術の異業種への応用に多大な貢献をしている会社である。
自社のノウハウ、新素材製品を広く周知頂きたいと、今回大阪商工会議所主催の「大阪勧業展2009」への出展の予定である。是非、会場にて同社の技術をご確認されてみては。(旭・城東・鶴見支部)

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圓井繊維機械株式会社事業所概要詳細
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