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メープルシュガーを日本に広める伝道師

株式会社メープルファームズジャパンは、先代社長が興した事業のうち米国石材輸入卸業を引き継ぎ、一時は日本の総輸入量の何パーセントというレベルまで達したが、1990年代に中国材の怒濤の氾濫によって撤退を余儀なくされ、会社存続の危機にさらされた。しかし、たまたま10年ほど前から目をつけており、扱いが伸び始めていたメープルシュガーで辛うじてこの難局を切り抜けることができた。
メープルシロップはホットケーキでお馴染みの食材だが、日本ではシロップは工業用原料として利用するには難点があった。ここに着目した同社は、メープルシロップから水分を除去して得られるメープルシュガーを日本にはじめて紹介した。天然素材で人に優しく、健康志向の甘味料なので、時代の追い風を受け、大塚食品、ロッテ、グリコ等多くの製菓・製パンメーカーに採用され、今では原料として定着している。
そうして、商品自体の競争力や将来性を生かしつつ、同業者との差別化を図るため、いち早く人材を投入し、東京支店を本格稼働させ、現在ではメープルシュガーのトップシェア商社に躍進した。
メープルシュガーで再建した同社だが、その後メープルシロップ市場にも進出し、現在はBtoC市場の開拓・商品開発にも精力的に取り組んでいる。その結果開発されたのが「森のメープル飴」。同社は『本に願いを』プロジェクト(『病院』や『患者家族のサポート施設』、また病院で絵本の読み聞かせをするボランティア団体へ絵本を贈る活動(詳しくは、URL:http://www.honni-negaio.net/project/))に協賛しており、「森のメープル飴」はチャリティー商品として、その売上利益がこの活動の資金となっている。
社長の押尾氏は大の音楽好きでチェロやノコギリを弾き、演奏会を主唱し、同人誌「牛王」に執筆、テニスに筋トレなど多芸、多趣味で非常に社交性がありその人格が社内、社外を問わず人を引き付けている。この社長が指揮する事業の今後の発展が楽しみな企業である。(中央支部)
(※ニューズレター242号(発行:大阪商工会議所)より抜粋)
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企業情報
- 企業名
- 株式会社メープルファームズジャパン(事業所概要詳細)
- 所在地
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大阪府大阪市中央区