上質な豆を焼くためのこだわり

上質な豆を焼くためのこだわり

ひとつひとつ丁寧に
手作業でしか、生まれない「岡田コーヒーストア」の味わい。

生豆の選択にこだわるのはもちろんですが、欠点のある豆をひとつひとつ丁寧に取り除きます。
同じ種類のコーヒー豆でも、毎年出来が違っていたり、気候や現地での処理によって品質に違いが生まれます。 コーヒー豆が、ジャングルのような高温多湿の地域や、水の便が良くない地域で採れることもその原因です。
たとえば虫の食ったままの豆は焙煎すると異臭を発します。桶の中で水に浸けている間に発酵してしまった豆、その過程の前後でカビの生えた豆もあります。そういった豆は、コーヒーの味を悪くするだけでなく健康にも良くはありません。欠点のある豆のせいで、コーヒーを飲んで気分が悪くなることがあるとも言われます。
他にも、熟す前に収穫されてしまって旨みを十分に蓄えていない未成熟豆、樹の上で腐ってしまった豆、生育しなかった豆など、多くの欠点のある豆が輸入される時点で含まれています。 釘や石などの異物は機械で除けますが、これらの豆を除く方法はハンドピックと呼ばれる手作業で、目で確認しながら取り除くしかありません。

さらに割れ豆、クズ豆など、焙煎の焼き上がりに影響する豆も除きます。 焦げたり焼き過ぎた豆が混ざると、コーヒーの味が変わってしまいます。
ハンドピックは手間も時間もかかりますが、焙煎して出来上がったコーヒーには明らかな違いが生まれます。 クリアで薫り高く冷めても雑味の出ない、しかも豆の特徴がはっきりと表れるコーヒー。 いくらうまく焙煎しても、この作業がしっかりできていなければ、雑味をなくすことはできません。
本当に美味しいコーヒーは、生豆の地味な下準備から出来上がるのです。
さらに、岡田コーヒーストアでは焼きあがった後もハンドピックを繰り返します。見落とした欠点豆を除くためです。こうしてやっと仕上げられます。
焙煎を終えたコーヒーは冷暗所で数日間寝かして熟成されます。 焙煎直後や熟成の浅いコーヒー豆は多くの炭酸ガスを含んでいて、 この炭酸ガスが豆の劣化を遅らせてくれるのですが、ガスが多いと水の分子とコーヒーの旨み成分が結合するのに邪魔をします。充分ににアロマを引き出すためには、焙煎直後の豆は数日寝かせて熟成する必要があると考えています。

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岡田コーヒーストア事業所概要詳細
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