綿の打ち直し(リフォーム)
前まではほとんどの人が知っていた「打ち直し」と言う言葉。
20代~30代を境に言葉もどういったことをするのかも知らない人が多くなってきました。
今ではふとんは"使い捨て"という認識が増えてきています。
それは、中の綿が繰り返し使うことの出来ない"化学繊維100%"の綿が主流になりつつあると言う事を意味します。
しかし、この「打ち直し」とは、良質な"綿100%"の綿を繰り返し使い続ける、昔からの"エコ"なのです。
押し入れの婚礼布団や昔からある布団は、ほとんどが良質な"綿100%"の綿です。
打ち直しをすれば、ふっくらとした布団に甦るかもしれません。
打ち直しとは、
毎日酷使しペチャンコに潰れた掛・敷ふとんを、打ち直し専用機で絡み合った綿の繊維を丁寧にほぐしながら柔らかく重ね合わせ、新鮮な空気を一杯に受け新しく生まれ変わることを言います。
打ち直し専用機は、何十万本の細い針が「シリンダー」と言われるところに付いていて、それが高速回転してわたをほぐします。
ダニは、その際に発生する熱で死滅し「シリンダー」を通ったわたには、生存しているダニは一匹も付着していません。また、死骸も機械の中で振り落とされてほとんどありません。
目安と寿命は?
掛ふとんは4年、敷ふとんは3年に1度打ち直しする事が理想的な目安です。
わたは植物です。長い間酷使すれば油分も取れ、朽ちてしまいます。
ふとんというカタチは残っていても、寿命が来ている場合があります。
ふとんの寿命は約25年が限界でしょう。
また、羊毛ふとん・羽毛ふとんも打ち直し・仕立て直し出来るようになりました!
打ち直しと丸洗いどちらがいいの?
もちろん、打ち直しです。
丸洗いは、汚れを落とすことが目的で、洗浄後、乾燥機に掛けてふくらみを出しますが、翌日には元のように潰れてしまいます。
なぜなら、打ち直しのように絡み合ったわたの繊維を丁寧にほぐし、仕立て直しをしていないからです。
打ち直しの価格は?
生地を新しくして、出来上がりの価格は1枚1万円前後です。
商品サービス情報一覧
企業情報
- 企業名
- ふとん工房ふるうち(事業所概要詳細)
- 所在地
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山形県山形市