ドクターをも治せるカイロ院になるように…

ドクターズカイロプラクティックの歴史は30年前にさかのぼる。なんでも某眼科医院の先生が「ドクターをも治せるカイロ院になるように。」と名付けたそうだ。
以後、脊髄・骨盤のゆがみを矯正し、痛みやしびれを伴う症状を改善する施術で多くの方に喜ばれてきた。一口に施術といっても、患者一人ひとり主訴（患者が医者に申し立てる症状のうちの、主要なもの）が異なり、体形・骨盤も異なるわけで、まずは問診表をもとに、詳しく聞きとることから始める。その後、カイロ的な検査に入るのだが、体の揺れ、肩の痛み、筋力テスト等６項目でのチェックが行われるそうだ。
加えて、サーモグラフでの背骨測定に触診、と丁寧に矯正する骨を探し出す。骨が分かれば施術。効果的に筋膜を緩めるためにブロック（くさび）を骨盤に挟み、ＰＮＦ電気刺激で筋肉と靭帯の緊張を取り除いてから骨格矯正を行う。通常のマッサージよりも深部から効くため、なかなか治らなかった肩こりや慢性痛にも良いらしい。
現代人は特に、パソコンに向かう時間が長いため、猫背・骨のゆがみが多いとのこと。筋肉を包む筋膜が硬くなって、加齢と共に主成分であるコラーゲンが失われ腰痛、肩こり、疲れ目、不眠、膝の痛み等をひきおこす。これらの症状に苦しむ、8,449人が現在までこちらで治療を受けたのだそうだ。
特筆すべきは、これらのなかに体質改善して不妊を克服した例があるということだ。カイロプラクティックといえば更年期と結びつけがちだが、体外受精前の不妊ケアにも良いとは意外であった。骨のゆがみは全身に様々な影響を及ぼすのだ。もしや自分も…と思われるのなら一度ためしてみては？（中央支部）
（※ニューズレター257号（発行：大阪商工会議所）より抜粋）