伝統工芸 宮島ロクロで日常生活に木のぬくもりを

伝統工芸 宮島ロクロで日常生活に木のぬくもりを

 地御前 宮島街道沿いにある「木の詩」は、食器を中心とした木工品「宮島ロクロ」の製造・販売をおこなう店舗兼工房。職人の藤澤敏郎さんは、木の器が描く曲線の美しさに魅了されこの道へ。そして、「宮島ロクロの素晴らしい伝統技術を絶やしたくない、自分の作品で食べていける技術を身につけ、次の世代に伝えていけたら」と勤めをしながら10年以上こつこつと修行を重ねて、2010年に独立開業した。
 スプーンから寿司桶まで大小様々な作品を手がけており、使用する木材もみかん、かいづかから柿や桜、ケヤキ、檜など様々で、それぞれの木の特徴を生かした作品作りを行っている。道具の刃物は、作品を作る上でとても重要で、独自の刃物を作るため自ら鍛冶を行うこともある。
 「木の器というと手入れが大変というイメージがありますが、洗剤などで洗っても大丈夫ですから、普段の食器と同様に扱うことができます。日常で使って頂ける道具作りを目指しています。」と藤澤さん。


木の詩
廿日市市地御前5-10-14
TEL/0829-30-6609
営業時間/10:00~19:00
定休日/月・金・第3土日

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木の詩事業所概要詳細
所在地

広島県廿日市市

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