多角的発想力で人に優しいものづくり

プラ段と呼ばれるプラスチック製の段ボールを製作している有限会社佐伯機工。主に車の部品を現場から別の現場へ輸送する際に保護するためのもので、箱や間仕切りなどを用途により特殊な技術で様々な大きさ、形、強度のバリエーションに対応している。
従来は、金属によるリベット留めが主流だったが、最近ではパソコン等の精密機器も増えており、超音波溶着を採用し、安全性を図っている。プラスチック段ボールは、ポリプロピレン(PP)という、熱による加工に適した素材で、この特性を生かしたものが超音波溶着である。使用後は、金属ゴミがでないため、リサイクルにも適している。
最近、新商品「多目的パーテーション」を開発し、実用新案を申請している。これは、震災時にトイレなどの不便な状況がテレビ等で取りざたされる中、何か活用できることはないだろうかと佐伯敬男社長が思いついたもので、試行錯誤の上完成した。1メートル四方の板状で、両端を組み込むことで何枚でも横につなげて使うことができ、縦も2段にできて簡易トイレや間仕切りの個室など、有事の際に様々な用途で活用できる。
既に廿日市市や佐伯区の小学校等で防災訓練の際に試用され、評判も上々。子どもたちの反応も良く、今後はおもちゃ入れなど、子どもたちに活用できる用途も視野にいれており、30年以上培ってきたノウハウを活かした、人に優しいものづくりを考えている。
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企業情報
- 企業名
- (有)佐伯機工(事業所概要詳細)
- 所在地
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広島県廿日市市