排熱回収・利用システム
排熱回収・利用システムは、技術的により困難な排水、排気、
下水等からの熱回収を、独自の触媒技術などによって可能としております。
排熱回収は「温度差エネルギー」として、再生可能エネルギー利用の1つとして
挙げられます。システムによって得られる熱量も大きい傾向にあり、
投資回収効果も高い方式です。
長期にわたり効率よく熱回収を続けるために、当社の水処理技術が活かされます。
導入のメリット
・新たな熱源を追加することなく、ランニングコスト削減が可能です。
・比較的投資回収効果が高いことが多いです。(0〜3年回収)
・触媒技術などにより、排水の水質が悪い場合でも導入可能です。
・ボイラの燃料消費量削減、小型化につながります。
・再生可能エネルギー専用の補助金が利用可能です。(内容による。補助率1/3〜2/3)
<蒸気ドレン水から熱交換器で排熱を回収 ボイラ補給水を加温>
これまではそのまま排水されていた蒸気ドレン水は、少なからず熱のロスを生み出していましたが、水質等の問題からそのまま補給水に戻すことはできませんでした。そこで耐久性の高いチタン製熱交換器をドレン水槽に設置し、ボイラ補給水を間接的に昇温するシステムを導入しました。システムはわずかな搬送動力のみで駆動し、年間で約150万円の燃料削減に成功しました。
<冷却塔の冷却水から熱回収し、ヒートポンプを稼働>
金属加工工場で、冷却塔の循環水系統に水冷ヒートポンプを挿入し、回収した熱でボイラ補給水を加温するシステムを導入しました。ボイラに比べ水冷ヒートポンプはランニングコストが小さく済み、かつ冷却水の温度が下がることで既設チラーの効率も高まりました。投資回収は3年で完了する見込みです。
商品サービス情報一覧
企業情報
- 企業名
- 株式会社ちきたく(事業所概要詳細)
- 所在地
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東京都荒川区