溶接ボルト
CD方式で溶接するスタッドは、アークを発生させるチップが形成されており、フラックス等の溶剤を全く使わずに溶接することができます。ねじにはストレートタイプとフランジタイプが存在し、ストレートタイプは頭部座面がないまっすぐな形状をしているのが特徴です。
溶接原理
その溶接原理は、アーク溶接と抵抗溶接の技術を複合させたもので、専用ガンを用いて行います。溶接時間も3/1000〜6/1000秒と大変短く、瞬間的にスタッド先端のチップを中心に溶接が完成します。
熱影響
母材への溶接熱の影響が極めて微小なので、薄い母材および塗装で仕上げた母材の裏面にも溶接することができます。溶接作業も簡単で、所定のセッティングを行った後に専用ガンのトリガーを引くと、溶接が完了します。溶接の資格や経験も必要ありません。
耐性
ボルトが捻じ切れるほどの強い圧力をかけても、溶接面がはがれてしまうことはなく、完全に固着します。
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企業情報
- 企業名
- 東和鋲螺㈱(事業所概要詳細)
- 所在地
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大阪府東大阪市