樹脂パンチング・樹脂への孔（穴）あけ加工

樹脂パンチング・樹脂への孔あけ加工の課題に対して、最適な加工方法のご提案や試作品の製作などを通じて、課題解決に尽力いたします。

＜樹脂パンチングとは＞
樹脂パンチング・プラスチックパンチングは軽量で耐食性が高く、絶縁性や耐薬品性にも優れていることから、金属が使用できない箇所や軽量化が求められる場合などで幅広く使用されます。
弊社では、お客さまの樹脂パンチングおよび樹脂材料への孔（穴）あけ加工の課題に対して、製品仕様や最適な加工方法のご提案、試作品の製作等を行うことで、お客さまの課題解決に尽力いたします。

樹脂シートやフィルムのような材料からアクリルブロックのような材料までさまざまな樹脂材料にパンチングおよび孔あけ加工が可能です。
また孔の大きさにつきましても、小径孔から大きな孔まで幅広く対応いたします。

＜基本情報＞
【樹脂材料の種類】
ポリ塩化ビニル・塩ビ（PVC）
ポリエチレン（PE）
ポリスチレン（PS）
ポリプロピレン（PP）
ABS樹脂（ABS）
アクリル樹脂（PMMA）　
ポリカーボネート（PC）
ポリイミド（PI）ほか
ご紹介した樹脂以外も対応可能な材料はございまして、お客さまの課題に沿った樹脂材のご提案もさせていただきます。

【樹脂パンチングの加工範囲目安】
孔径（φ）：0.1～6.2 mm
板厚（t）：0.2～8.0 mm
サイズ（最大）：1000 mm×2000 mm
範囲外の加工でも対応可能な場合がございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
また、範囲内であっても材料や加工内容によっては難しい場合がございますので、あらかじめご了承ください。

＜用途・実用例＞
濾過・フィルター
内外装建材
機械部品
日用品
軽量化が必要な部分
その他金属が使用できない箇所

【ポリカーボネートシートへの孔あけ加工の事例】
・お客さまの課題
金属では難しい加工内容のため、素材にポリカーボネートシートの使用となりました。
ポリカーボネートシートでは孔あけ加工の際に割れやすいことで切削加工を提案いたしました。
パンチング加工と比較して切削加工のコスト面での懸念を示されていましたが、コスト低減も含めた切削加工の方法を提案のうえ、試作品の製作を行いました。
お客さまには試作品の仕上がりに加えて価格にも納得をいただき、正式に製品採用となりました。