コンセプト立案から筺体設計まで・一気通貫のプロダクトデザインサービス

貴社では、こんな発言を耳にされたことはありませんか？

「この製品、デザインはいいけど、操作性が悪いよな」

「うちの製品は民生品じゃないんだから、デザインなんて必要ないだろ」

「デザイナーにデザイン頼むと好き勝手に凝るから、コストが上がるだけですよ」

残念ながらここに例示した「デザイン」の認識は、どれも正しくありません。

1. たとえ見た目が良くても、使いにくい製品は良いデザインとは言えません。

2. ひとと関わる全ての製品に、デザインは必要とされます。

3. 限られたコストの中で諸条件を満たす最善策を探ってゆく行為がデザインです。

私どもは、これらプロダクトデザインのセオリーを基に、
・お客様の属される業界における「先進」の方向性を見定め、
・お客様の状況に即した堅実なデザインプロセスを通して、
商品コンセプトの立案から、具体的な製品デザイン、筺体設計に至るまで、一気通貫のデザインサービスを提供しております。

製品の色かたち、即ち「スタイリング」は、プロダクトデザインにとって重要な要素ではありますが、それが全てではありません。

お客様の立てられた企画に対して私どもが最重要視するのは、
「計画している仕様が、ユーザーにとって本当に魅力的なものであるかどうか」という点です。

・どういう場面で、どんな使われ方をする機器なのか。
・そのためにメーカーとして提供できるプロパティは何なのか。
この2点をお客様と共有するところからスタートし、ユーザーインターフェイスのあり方と、機器全体のあるべき寸法や形状を導き出してゆきます。

スタイリングは無限の可能性の中から、開発プロセスが進む過程で必然的に絞られてゆきますが、その際、絶えず意識しているのは、「環境調和性と商品独自性のバランス」です。
そのさじ加減は一律ではなく、業界によって、また、商品の性格によって、一案件ごとに注意深くコントロールしています。

更に、最終製品に対するデザイン責任を全うするため、筺体の詳細設計を機構設計の担当者様と二人三脚で進め、その連携は製品が安定的に量産されるまで持続いたします。


※ 現在の弊社HPはアート開発事業の情報発信のみを目的としており、プロダクトデザイン受託事業については触れていません。