ダウン症候群の女性が描いたイラストを商品化
#SDGs
天王寺区にあるカバン・袋物縫製メーカー【サンワード株式会社】のブランド『 RAU-RAU-G - YUKA - 』
商品いっぱいにちりばめられたひとつひとつの小さな柄は、ダウン症候群という障害を持って生まれた西村有加さんが夢中になって描いた手描きの柄です。
幼い頃から絵を描くことが大好きな有加さんが一心に画用紙に向かって描き続ける絵はとても色鮮やかで、自由で、どこか幼少のころを思い出させるような心癒されるものを感じます。
有加さんが描いた作品と出会い、私たちが永年培ってきたカバン・袋物の縫製メーカーとしての技術を活かし「この絵をデザインとして商品を作り、皆さんの身の周りに置いてほしい。」という思うからブランドを立ち上げました。
アイテムは絵柄を全面に生かしたバッグや小物、マザー・キッズシリーズを展開し、クラウドファンディングにて販売をスタート。
京都の「ぎゃらりぃ西利」にて商品に使用している原画も含めたこれまでの作品による個展を開催。
ソーシャルプロダクツ・アワード2021年度テーマ<障害者の生きがいや働きがいにつながる商品・サービス>では「ソーシャルプロダクツ賞」を受賞。
現在は百貨店での催事やネットショップ(ジョイブステーション)にて商品の購入が可能です。
今後、絵を描くことが大好きなダウン症候群の皆さんの作品を募り、もっとたくさんの個性豊かな商品作りを行う予定。
■販売価格
・ギャザートート:8,600円+税
・ベビーパステルリュック:4,600円+税
・がま口コインケース:1,300円+税
・ポーチ:2,000円+税
他
【作家プロフィール】
西村 有加( にしむら ゆか )
1984年3月 滋賀県野洲市にダウン症候群という障害を持って生まれる。
地元の小学校・中学校を卒業後、県立八日市養護学校へ進学し、卒業。
現在は障害者福祉事業所『にっこり作業所」に就労し、パン製造の仕事に従事している。
幼少期より絵を描くことが好きで、余暇に描いていた絵が2013年「ぴかっtoアート展」にて審査員特別賞受賞、2015年には入賞を受賞。
この時の絵がダンスサークルのオリジナルTシャツのデザインに採用されるなど、多くの人に 絵の中のキャラクターがかわいく、色使いがキレイで癒されるとの評価を得ている。
商品サービス情報一覧
企業情報
- 企業名
- サンワード株式会社(事業所概要詳細)
- 所在地
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大阪府大阪市天王寺区