手作りでしか出来ない本物の美しさ、使うほど艶が出て愛着のあふれる一品しなります。

木製漆塗り椀は軽く、漆の性質で、ご飯がこびり付きにくい。
椀の上淵やそこの縁、椀の内側味付け部分に布を貼り丈夫な器に仕上げてあります。
万が一落として痛めても陶器や硝子と違い又、修理して塗り替えが出来、塗り替えると元の新品になります。
上質の素黒目漆を使用しているので、使い込むほどに潤い有る美しい艶が出て愛着の有る器になるでしょう。

漆の特徴
漆は汚れが付きにくい
漆は臭いが付かない
漆は酸にもアルカリにも強い
漆は抗菌作用があり大腸菌が２４時間で死滅します。
漆は接着剤になる
漆は生きている（鳥浜貝塚から縄文時代の朱漆塗りの櫛がそのまま出土されている。漆の保護作用）
漆は使い込むほど潤い有る美しい艶が溢れてきます。
私達の田舎では新築時、家の柱を立てる前に拭き漆を塗りますが、何十年立っても座敷の柱は新築時の美しさのままです。
欠点も有ります。漆は紫外線に弱く日差しが当たる縁側などには向きません。
最近はMR漆という紫外線に強く熱にも強い漆の精製技術が開発され、洗浄機に対応した漆として広く使われ初め耐久性では、学校給食に使って耐久性を実証しています。