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研修:『業務改善』が生む『3つの利益』とは?
「不進不存」という言葉がありますが、停滞すると淀むように組織集団は陳腐化・マンネリ化が蔓延るようになります。不断の業務改善が重要なのですが、その改善が生み出すものには、直接的な「粗利」=「売上」-「原価」という「第1の利益」があります。営業部門では「売上」の増大策を講じて、生産や仕入部門では「原価低減」の策を講じることになります。「第2の利益」は、「営業利益」=「粗利」-「販売管理費」というもので、人件費に関する節減や固定経費化している物への見直しで行う「意識改革」による利益創造です。最後の「第3の利益」は、「経常利益」=「営業利益」-「金融収支」という公式で導かれるものです。斉藤一人さんは著書で「在庫の山」「広いスペース」「遊んでいる社員」が「ヒマな波動」を出して会社をつぶすと指摘されていますが、まさに、これらは、借入金という風なところに現れて支払い金利を生じるのです。小さな規模の会社でも1人分の人件費に相当する金利を支払っているケースがあります。その根源は、「ヒマな波動」を引き出す「在庫」「スペース」「余剰人員」という点が3大悪なのです。こんな視点を持って「業務改善」を進めることが重要であります。
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