配電用　アモルファスモールド変圧器（ＪＡＭシリーズ）

高効率「アモルファスモールド変圧器」発売のお知らせ

治部電機株式会社は、乾式変圧器の新シリーズとして、鉄心にアモルファス合金を採用したことで高効率を実現した配電用の「アモルファスモールド変圧器」を注文品対応で2012年10月1日から発売します。

アモルファスモールド変圧器の特長
アモルファス合金の採用により、低負荷から定格負荷までの全領域での高効率化を実現しました。

① アモルファス合金を採用したことにより、低負荷率から定格運転時でのエネルギー損失を低減しました。

② 特に低負荷率運転時に優れた効率を実現し、比較的負荷率の低い太陽光発電等の再生可能エネルギー発電の省エネ・節電に貢献します。

③ 電気を繋ぐだけで発生する待機電力（無負荷損）を従来ケイ素鋼板変圧器と比べて約三分の一に低減できます。

④ 2014 年度からの改正トップランナー基準を大幅にクリアしています。


発売の概要

製品名 形式 仕様 備考
アモルファスモールド変圧器 JAM
単相30～500ｋVA
三相50～1000ｋVA

発売の狙い
モールド変圧器は、再生可能エネルギー発電事業者を含めた電気事業者から供給されます。
電気を最適な電圧に変換するために、系統連係受電盤や、ビル･病院･学校などの電気室や配電盤に組み込まれます。
近年の節電、環境に対する意識の高まりにより、省エネ性能に優れた製品が求められています。
当社は、アモルファス合金をモールド変圧器の鉄心に採用したことで、従来品と比較して、低負荷から定格負荷において損失を低減し高効率化を実現した「アモルファスモールド変圧器」を発売します。