プライヤー（矯正用ペンチ）の種類

一般的に矯正治療は、ブラケットといわれる歯に直接貼り付ける装具と
そこに通すワイヤーによって行います。
そのワイヤーの調整こそが、矯正治療の要なわけですね。
既製品として存在するワイヤーに矯正歯科医がベンド（曲げ）を入れることで
患者さんの歯を思い通りに動かすことのできる「生きたワイヤー」に
変身させるわけです。
そのベンド（曲げ）を入れるために使うのがプライヤー（ペンチ）です。
適材適所と申しましょうか、このペンチの種類はとても数が多いんです・・・。
全てそろえるのは無理？なくらい多いのですが、その中でも
使用頻度の高いものを診療台の横に備えています。
どうですか？本当にこんなに要るの？使い分ける必要があるの？
はい！そうなんです。確かに必要なんです！
「弘法筆を選ばず」なんて言葉もありますが、やはり専用の道具を使うと
同じ技術であれば、より良いものができるのは当たり前。
ということで、日々こうしたプライヤーを使い分けつつワイヤーに命を
吹き込んでおります。（おおげさか？）
細かな違いが大きな差となる矯正治療。
矯正歯科専門医院としてその「差」を大切に診療しております。