ヘアードライヤーやヘアーアイロンのクレーム対策を支援いたします
ヘアードライヤーやヘアーアイロンは1400Wから700Wと使用電力が大きいため、故障した場合、火災のリスクがありまた、使用者がケガをするリスクも高い製品です。
国民生活センターでもその危険性を報告しています。(https://www.kokusen.go.jp/douga/20161208_1_news/n-20161208_1_low.html)
重大事故につながる故障モードは、
1)電源コードの断線
2)屈曲式のヘアードライヤーの内部配線の断線
3)ヒータの断線やヒータと端子の接続部の破断
などです。
第1の電源コードの断線は、使用者の使用方法に問題があるのですが、とはいえメーカ側もそのことを考えて設計する必要があると思います。
高齢化社会が進み、一人暮らしの方が増えると火災のリスクが高ります。安全・安心な製品開発が望まれると思われます。
第2の内部配線の断線は、屈曲部に隙間があるので火花が出る可能性があり、やけどの危険性があります。
第1と第2の故障モードの解決には電線の知識が必要です。
私は電線メーカの出身でかつ理美容家電メーカに所属した経験があり、実際に解決した経験があります。
第3のヒータの故障モードは、通常では接続部の劣化の方が先に起きます。
接続部は300℃以上となるので、自動車部品の接続よりも過酷な条件です。この故障モードの原因究明と対策には自動車部品の接続以上の技術が必要となります。
私は、車載用のワイヤーハーネスのTier1のメーカに長年所属し接続技術の開発にも関わりました。
塗装色の再現性の問題や樹脂のクラックなどの問題も経験しました。
ヘアードライヤーやヘアーアイロンなどのクレームや不良でお困りの方はぜひ相談してください。
商品サービス情報一覧
企業情報
- 企業名
- プロセスD&Tラボ(事業所概要詳細)
- 所在地
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千葉県市原市